クマの出没が全国的に増加し、人身被害が相次いでいます。都心に近い場所でも目撃情報が出てきており
冬眠前で行動が活発化するため警戒を強める必要があります。
ついてはご家族や従業員の皆様の安全のため、保険会社が作成したクマ出没に関する注意点をご案内しますのでご参考いただければ幸いです。
記
1.事前準備の徹底
(1)衛生状態の維持
| ゴミ管理の徹底 | ・周辺のゴミ箱やゴミ置場、駐車場に食べかすや飲料の液垂れがない状態を維持する。
・特に夜間に食べかすや飲料の液垂れが放置されないよう、終業時には必ず確認を行う。ゴミは密閉容器に入れて臭いを抑え、クマを寄せ付けないようにする。 ・臭いのあるゴミは家屋や事務所内に保管し、ゴミの収集時間にあわせて適切に廃棄する。 |
(2)緊急連絡先の確認と周知
| 連絡体制の構築 | ・自治体や警察の担当課の緊急連絡先を事前に確認し、家族や従業員全員に周知徹底する。
・連絡先は目立つ場所に掲示し、定期的に更新する。教育委員会や関係機関の連絡先も含めて、迅速な対応ができるように備える。 |
| 緊急時の対応手順の確認 | ・この注意点を参考に緊急時の対応手順を定め、特にクマの習性を踏まえた遭遇時の対処方法について、家族や従業員が適切に対応できるようにしておく。 |
(3)情報収集
| ・自治体が発信するクマ出没情報をホームページや防災アプリ等で定期的に確認する。自宅や事務所・店舗・工場の周辺の情報を十分収集し、全員の安全確保や注意喚起を行う。
・特に出没が多い季節には頻繁に情報を確認し、状況に応じた対応について予め準備しておく。 |
(4)クマ撃退スプレーの携行
| ・目撃情報の多い地域では、クマ撃退スプレー※の携行を促し、危険性の高い場所では、手に持って行動するよう徹底する。
※米国環境保護庁(EPA)の基準を満たした製品(EPA登録製品)を推奨。偽造品には注意すること。 |
2.近隣で出没情報を入手した場合
| 安全な業務の継続 | ・在宅業務の活用や訪問先への直行・直帰、出退社時間の調整を検討し、家族や従業員が安全に業務を継続できるように配慮する。業務上出社が必要な場合は、社有車・自家用車の利用ルールの緩和を検討する。
・相手先との面談の時間・場所等に十分留意し、安全を最優先に対応を実施する。安全が確保できない場合は業務等を見合わせる。 |
| 屋外作業の中止 | ・敷地内や駐車場での清掃などの屋外作業を即時中止し、家族や従業員を安全な場所へ避難させる。特に夜間や早朝の作業は慎重に行い、必要に応じて延期する。 |
| 避難誘導の徹底 | ・(来訪予定等で)屋外にいる相手に連絡し、屋内または車内へ速やかに避難するように誘導する。誘導の際には声を荒げずに行うことでパニックを防ぐ。 |
| 自動ドアの電源停止と施錠 | ・可能な限り自動ドアの電源を切り、施錠する。 |
3.直接目視できる距離で出没した場合
| 家族や従業員等の避難 | ・屋外にいる家族、従業員等に対し、大声を出さず速やかに屋内または車内へ避難するように誘導する。避難経路は事前に確認し、安全を確保する。 |
| 自動ドアの電源停止と施錠 | ・直ちに自動ドアの電源を切り、ドアを施錠する。非常時には手動での施錠も可能なように準備しておく。 |
| 警察への通報 | ・速やかに警察(110番)へ通報する。通報時には、出没位置や状況、目撃者の情報を詳しく伝えるようにする。 |
| 安全確認の徹底 | ・警察や自治体による広報、防災無線等で、クマが立ち去り安全が確保されたことを確認する。業務を一時的に中断して再開する場合は特に慎重に判断する。 |







